人は何故同じ失敗を繰り返すのか

こころ☆クラフト

人生において、恋愛、友人関係、仕事・・同じような失敗を繰り返し経験した事はありませんか?
いつも何故同じパターンになってしまうのか・・・?自分でもわからないけど、振り返ると同じになっているという傾向はありませんか?

これは皆様の生き方に原因があったというより、過去世からの業に原因があると考えられます。

自分の人生に、ある特定のパターンが起きていた場合は、恐らく過去世から、同じような失敗をずっと繰り返している可能性が高いです。そしてそれは、どこかで正さないと、今後の人生においても、未来世においても繰り返す可能性が非常に高いです。
どこかでこの失敗のパターンを止めなくてはいけない。それには自分の「生命の傾向性」に気が付いて自覚する事です。そして自分の力で、新しい未来を創る為に努力をしていくしかありません。

もちろん、この繰り返しの連鎖は止められます。未来は自分で切り拓いていけるのですから。

生命の法則を学ぶ

まずは全ての人に共通な、生命の法則を学んでいきましょう。

人間の生命は、本来は宇宙生命と同一です。そこから「個」としての私達の生命が生まれ、この生命は永遠に流転していきます。
私たちの心の中にある、「個」を示す核のようなもの。それを「魂」と呼んだり、「我」と表現したりします。いずれも、「他」の存在と分けて、自分自身の生命の「個」を示していると考えられます。

そして意識で感じられる自分自身を「自我」とした場合、自分の思考では認識できない無意識の世界にも「我」が存在する事も疑いようがないでしょう。目に見えない世界のことであり、定義が明確でないので、ここでは「魂」と表現して話しを進めていきます。

私達の魂には、様々な働きがあるはずですが、大きく分けて2つの方向に向いている働きがあると思います。
一つは、宇宙生命から「個」として分離したいという、分離的な働き。
そしてもう一つは、本源である宇宙生命に帰還したいという、帰還的な働き。

この2つの魂の働きについては、後日改めて考察したいと思いますが、確かにこの相反する2つの方向に働く力があると考えるのは、間違えないかと思います。

分離的な働きが進めば、自我が強くなっていきます。「私は何者なのか?」「私はこの人生で何をすべきなのか?」という問いに対する答えが深まります。
自分を知る為には、他人との違いを知ることも大切です。もちろん、この認識が無くては、社会の中で生きていく事もできません。
また分離的な働きは、「個性」を確立する為にも必要な心の働きだと考えます。

一方で帰還的な働きは、宇宙や生命の真理に近づきたいという働きとも言えると思います。「私は何者でないのか?」という気づきにもなると思います。
特に混沌とした時代や社会の時は、真理を探究したい、自らが真理に近づきたいという欲求が強くなって当たり前だと思います。一昔前の時代で言えば、新興宗教ブーム、今の時代で言えば、スピリチュアルブームの元が、この帰還的な働きにあると考えられます。

そしてこの2つの相反する魂の働きは、どちらが優れ、どちらが劣っているという事はなく、どちらも必要で、その調和を図っていく事が求められているのだと考えます。

帰還的な働きは、「全体」である宇宙生命の真理に還る方向。この本源の世界を「生命」と呼びます。
分離的な働きは、「個」である人間の力を引き出す方向。この性質を「個性」と呼びます。
生命の個性占星術は、この2方向の調和を見出し、自分個性を深く知る為の占星術と言ってよいでしょう。

カルマの働き

人生において同じ失敗を繰り返す原因は、過去世からのカルマにあると言いましたが、何故同じパターンに陥ってしまうかを考えてみたいと思います。

人間は何かの出来事に直面した時、何故それが起きたのかと考える前に、無意識のうちに自然な反応をしてしまいます。そしてほとんどの人が、自分が過去に取ってきたのと同じ方法、一番慣れ親しんだパターンを選んでしまうでしょう。

例えば、突然の出費があって、来月の支払いがピンチになったとします。
ある人は、すぐに行動に移し、とにかくお金を稼がないとと働きまくります。
「どうしよう?」と思い悩み、動けなくなってしまう人もいるでしょう。
自分で働くという発想にはならず、誰かにお金を借りようと走りまくる人もいるでしょう。笑

このように、人によって思考パターンや、行動パターンは決まっているものなのです。

何かの問題に直面した時、やはり過去のやり方が一番安心できるのです。逆に、過去に経験したことのない方法は、怖くてできないかもしれません。

深層心理の世界を想像すると、分離的な働きが「自分のやり方」を選択させていると考えられます。
同時に、帰還的な働きは、魂の成長を一番に考えるので、古い間違えたやり方を手放させ、新しいやり方を学ぶように働きかけてくるでしょう。
ここで、生命の深いレベルで、大きな衝突が起きているのです。目に見えない、自分でも自覚ができない心の奥底で、葛藤が生まれているのです。

そしてほとんどの人は、古いやり方にしがみ付こうとするでしょう。この時の葛藤が、意識の中に「強迫観念」を生み出してしまうのです。理由がわからない不安が、頭から離れなくなるのです。

この時、過去世での失敗体験が、無意識のうちに恐れや怒りとなってしまうのかもしれません。「また同じ失敗をし、同じ苦しみを味わってしまうのか?」という恐れ。過去世で体験した時に相対した人への怒り。これらの記憶が無意識的に思い出され、それが意識にも現れてくるのです。

そして今世ではまだ起きていない出来事に対しての防衛の心が生まれます。それは今世で「相対した人」に対する言動や態度となって現れます。
無意識のうちに、過去世と同じ苦しみを味わいたくないと、相手をコントロールしようとします。この時に一番取る行動が「脅迫」です。つまり相手を脅すのです。
もし過去世で相手に裏切られたなど、怒りが残っていた場合は、その怒りや復讐心などが、今世の相手に対してむかってしまうかもしれません。それは陰険な態度や、相手を陥れるような仕打ち、相手の存在を否定するような言動となってしまうかもしれません。

このような状況が、現実の中に起きてしまったら、心に深い傷を残す、劇的な状況下に陥ってしまう場合もあるでしょう。そして本人の意識下では、何故このような状況になったかさえもわからないのかもしれません。
事の事態に気がついていないうちは、自分自身を深く責め、状況的にも、心の中でも、地獄のような体験をしてしまう事もあるでしょう。

これがカルマの怖さです。ほとんどの人が、現実に起きている出来事の原因が、過去世からのカルマにあったとは気がつけないのです。そして、過去世と同じ失敗を繰り返してしまっているのです。

カルマの起こる本来の目的は

ここで、一部の人だけ気が付くかもしれません。カルマをカルマと見抜けた人だけが気が付けるのかもしれません。

何故このような試練が起きてしまうのか。
私達の生命が望んでいる方向は、2通りあったのです。源の生命への帰還的な働きは、新しい魂に成長していく事を望んでいるのです。という事は、目の前に起きている試練こそが、その方向に進めるきっかけである事を知ることに繋がります。

常日頃から、成長への道を忘れず、着実に前進している人には、穏やかで段階的な成長の道が示されるのかもしれません。
しかし、成長の道を忘れ、怠惰な生活に埋没していた場合は、このように強制的な進化成長を促されてしまうのでしょう。

もちろん、人生が激変する出来事が起きたからといって、カルマが解消されるわけではありません。ここで深い意味に気がつかず、カルマを更に積み重ねてしまう人が大半だと思います。
だからこそ、こうした生命の仕組みを学び、意識下のものとするのも大事な事なのです。

カルマへの直面は、無意識下で起こる為、防ぐことは難しいかもしれません。
しかしカルマは、生命の成長を促す為に起こるのです。この試練を「必要な試練」と受け止め、乗り越えていくからこそ、新しい自分という、次のステップに進んでいけるのだと思います。

そして、新しいステップとは、自分自身が成長することだけではありません。
分離的な働きが示している、個性の確立も大切なのです。個性とは自分がこの世界に生まれてきた理由を知ることと言い換えて良いかと思います。
帰還的な働きが教えてくれた、生命の法則をこの身に学び、自分が乗り越えた道と同じ道を、他者に伝えていく使命があるはずです。

もし貴方が、運命の試練を一緒に体験するパートナーがいた場合、その本来の目的に気がつき、過去世からのカルマの連鎖を止めた場合、パートナーのカルマも無くなるのです。
同じカルマを背負った関係は、生命のレベルでは、自分と限りなく近い、自分の分身のような存在です。自分が変わり、進化成長を遂げた場合は、相手の生命も成長しているのです。

私達は、同じように悩み苦しんでいる多くの人に寄り添い、人生の進み方を、語り伝えていく為に、生命の成長の法則を身をもって体験するのかもしれません。

新しい生命の連鎖が始まるのです。

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