対話は真のコミュニケーション

こころ☆クラフト

1対1の対話に、真心を込めて。
素直な心から出てくる真実の言葉と言葉のやり取りこそが、真のコミュニケーション。

さて私は以前に、あるスピリチュアルワークで、心と心のみのコミュニケーションを体験しました。
心と心のコミュニケーションの場合、距離は関係ありません。目の前にいない人でもコミュニケーションが可能です。正確には誰とでもできるという訳ではないのかもしれませんが。

私の経験は、まず自身の感情を吐き出すところから始まりました。心に秘めている感情を思いっきり出す事で、思考が停止していきます。すると、私の心の中に、他者の心が飛び込んでくるのです。
言葉にすると「ポン!」と一瞬の出来事です。相手の心がそのまま入ってくるので、言葉ではなく、気持ちや感情がダイレクトに自分と同一化するのです。つまり一瞬で相手の気持ちが理解できてしまうのです。
ゆっくりと言葉にしてみます。相手の言葉が自分の口から出てきます。イタコってこういう原理なのでしょうか?私の場合、数年前に亡くなった父との会話も一度だけ経験しました。

そして私は一瞬で理解しました。私の中に入ってきた心は、現実世界では口に出すことができない、いわゆる本心であることを。

もちろん一体化したままではいけないはずです。ワークの中でも、心を切り離す段階がありました。

これを何回か経験した時、ある現象を感じました。相手の心が、私と離れたくないと言っている(ように感じた)のです。実際にいつもの通り、心を切り離そうとしても、離れてくれませんでした。
これ以上続けたら危険だと直感的に思い、それ以降は行うのをやめました。

こんな不思議な体験をした訳ですが、恐らく珍しい事ではないのかと思います。
占星術を学んでいると、さそり座♏️の能力がこれにあたります。他者と魂レベルで一体化できる力です。恐らく昔から、このような体験は今の世の中以上に、当たり前に行われていたのかもしれませんね。

ちなみに私は、さそり座に強い星を持っています。私が体験した相手もです。ホロスコープチャートを解読する限りにおいては、私たちはソウルメイトの関係にあります。私は知識上、自覚していますが、相手は自覚していないと思います。

さて、ここで私の中にある疑問が起きました。
相手の心と一体化するという事は、相手と同じ気持ち、感情になる事を意味します。
私の体験の場合、相手の心は悲しみに満ち溢れていました。言葉に表すのが難しいほどの深い深い悲しみでした。慟哭しているような状態と言って良いでしょう。強いて言えば、地獄に落ちているような心の状態です。
しかし二人共同じになってしまったら、どうなるのでしょうか?これは良いことなのでしょうか?

私が「危険」と思ったのはここなのです。
私にとって大切なソウルメイトであるとはいえ、二人で地獄に落ち、その状態で心が繋がったままでいいはずがありません。

だから人間は、心に壁を持っているのではないのでしょうか?

本来、私たちは宇宙生命と同一の生命を持っています。つまり他者とも生命は同一です。理論的に考えれば、繋がっている人と繋がることも可能なはずです。
しかし、恐らく繋がることが正解ではないのでしょう。以前に「九識」の話をしましたが、七織に当たる「末那識」の役割はこれなのかもしれません。人間がこの現実世界で生きていく以上、「個」と「個」を分ける壁はきっと必要なのです。

もし誰かが悩んでいたとしましょう。この人の心は、真っ暗闇の中です。つまり地獄です。
でも同調してしまったら、この人の心を救えません。この人を救う為には、違う世界から、前向きで生命力の高い世界から、勇気という名の縄で、地獄の世界から引っ張り上げてあげるべきなのです。

人間と人間のコミュニケーションには「対話」という方法があります。言葉と言葉で心を繋ぐのです。
言葉と言葉のコミュニケーションには、魂レベルでの一体化は起こりません。だからこそ、悩んでいる人を助けてあげる事ができるのだと思います。

しかし対話には真心が必要です。真実の言葉が必要です。そこに偽りがあっては、正しい心は伝わりません。言葉は言葉でしかないので、偽った言葉は、凶器にもなるはずです。

私たちは、親しい人、家族や身内のような人には甘えてしまいます。このくらい言っても平気だろう・・これだけ言えばわかるだろう・・という甘えの気持ちがあるので、無意識のうちに真心の言葉を話してないかもしれません。でもこれでは、大切な人に、自分の真の心が伝わらないことになってしまいます。

私たち人間には、コミュニケーションをする為に、言葉という力が与えられています。他の動物には恐らくないですね。多分、心が綺麗なので、無くても正しいコミュニケーションが取れているのでしょう。
でも人間は、汚い心も持って生まれてきているので、心と心だけのコミュニケーションではダメなのだと思います。

言葉の力は無限です。それを正しく使えば、必ず真心が通じます。そして道に迷っている人に、正しい道を示すてあげる力も兼ね備えているのです。

自分の心に正直に。近い人にこそ、真っ直ぐな言葉を伝えていくべきですね。

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